
中学の頃から体育の先生をめざし、大学でも教職員免許を取得していた私がセントラルスポーツに出会ったのは、家に送られてきた就職雑誌にたまたま掲載されていたのを見つけたのがきっかけでした。
指導経験を積むためにこの会社を選んだのですが、入社前の導入研修で、まずセントラルスポーツのトレーニング理論の素晴らしさに驚かされました。しかも、それを教えているのが全て自社の社員だと聞き、この会社は本物だと気づかされました。以来、この仕事一筋に熱意を持って取り組んでいます。
人を教えたいという志望を持っていた私がまず取り組んだのは、インストラクターの指導員になることでした。最初の研修の衝撃が忘れられず、実力を磨いていったのですが、そんな私に転機が訪れたのはチーフインストラクターを任された時のこと、今度は店の営業面を担うという新しい仕事の世界が開けたのです。
さらに、私の経験の糧となったのは、金沢店のマネージャーとして新規店舗を軌道に乗せるというミッションでした。地域密着型のインストラクター養成講座の設立など、自分たちで新しいクラブをつくっていくという機運をつくることで、金沢の人々に愛される店づくりをめざしました。以降、既存店の運営システムの見直しや関西で初となるウェルネスクラブ出店といった経験を積み、2002年から西日本エリアのエリアディレクター、2012年から現在のユニット長の職を担っています。
エリアディレクター就任当初は4店舗の、現在は33店舗の営業責任を負っています。長年、営業に携わってきた私が感じることは、人間関係をつくる努力が必要だということ。フィットネスクラブは人の力によって支えられています。人の力を導きだすためには、方向性をきっちりと定め、明確な方針を出すことが必要です。そうした皆で共有する目標に向かって、私自身、気持ちや思いを込めて伝えるよう心がけています。


方針と方向性の明確化が大切と述べましたが、それを受ける側の意識の問題も重要だと考えています。単純に言うとと、「やる気」があるのかどうかという問題です。いくらキャリアを積んだ人であっても、つまり能力の高い人であっても自ら動く意志がなければ、いくら素晴らしい方針があろうとあまり意味がありません。
これを読んでいる若い方たちは、もちろんまだキャリアはない訳ですが、やる気と熱意をもっていれば必ず道が開けると思います。若い行動力や発想力を活かしてチャレンジしてください。

現場から上がってくるデイリーレポート、いわいる営業報告書に目を通す。会員数や募集項目の集客人数、売上などを見て分析する。
キャンペーンの内容や切り替え時期の確認、チケットの販売状況などについて強化ポイントを店長に連絡し、対策の検討を促す。
オフィスは兵庫県の芦屋にあり、近辺には商業施設も多い。近場で同僚たちとランチをとる。
東海・関西地区をみているユニット長、関西・九州地区をみているユニット長と電話にて打合せ。ユニット長同士で相談や要望をヒアリングし、対応策を検討する。
運営状況の確認のため、エリア内の店舗の視察に出向く。デイリーレポートで気になった点の確認など、現場の担当者の声を聞く。
現場に足を運ぶことでいろいろな発見がある。店舗の雰囲気やスタッフの表情や動きなど、お客様視点と営業視点の両方から問題点を見つめ、解決方法を模索する。エリア内の全店舗で共有すべき課題について発信することも。
退社後、次回参加するホノルルマラソンに向けトレーニングを開始する。同僚や友人と仕事上がりの一杯で楽しむことも。