
学校を卒業した後、2年間はアパレル業界に就職し、販売を担当していました。接客すること自体は楽しかったのですが、仕事に慣れてくると物足りなさを感じはじめたんですね。私はもともとスポーツが好きだったため、自分自身も体を動かしながら人の役に立てるような仕事に就きたいと考えるようになったのです。
そんなときに、求人情報誌で見つけたのがセントラルスポーツの募集告知です。スポーツインストラクターであれば、自分が望む働き方ができると思い、すぐに応募。内定の通知を受けたときには、迷うことなく転職しました。
入社後は市川店に配属され、インストラクターとして勤務。お客様のレベルアップを通じて自分の仕事の成果を確認できる点には、期待していた以上にやりがいを感じましたね。その後、新規出店にともなって西新井店へ異動。オープニングスタッフとして、自分たちの手で1から店舗をつくりあげていく醍醐味を経験させてもらいました。そして2012年からは、ときわ台店でチーフインストラクターを務めています。
チーフインストラクターは、レッスン指導などのインストラクター業務と並行して、外部委託を含めると100名以上にもなるスタッフの管理や指導育成、営業管理にも従事します。個人的には、特に営業管理に手ごたえを感じていますね。例えば、新たなフィットネスマシン導入を検討するケース。購入費用やメンテナンス費用と店舗の収支を見比べながら計画を立てていきます。場合によっては、有料のイベントやレッスンを企画・実施するなど、費用を捻出するための方策を考案することもあります。
店長から裁量や権限を与えてもらっている分、プレッシャーがかかりますし、積極的に新たな知識を吸収していく必要もあるので、実務はハードです。しかし、店舗の売り上げや魅力を高めていくための施策を自分で考え、実行に移していけるので、毎日がとても充実しています。


日々、店舗マネジメントの奥深さや面白さを実感しているので、当面の目標は店長になって手腕を試してみたいですね。なお、私は異動を通じてさまざまな経験を積ませてもらい、その都度、担当職務に新たな発見や喜びを見出していきました。そういう意味では、人事やマーケティングなど、まったく経験のない仕事にも興味があります。
セントラルスポーツには、立場や年齢、社歴などにとらわれることなく、だれもが自由に発言できる風土があります。また、アイディアを出せば挑戦させてもらえる会社でもあるので、今後も積極さをもって幅を広げていきたいですね。

曜日によってシフトが異なるため、出社時間はさまざまだが、この日は早番。自身だけでなくスタッフ全員の一日の予定を確認したら、オフィスのPCで社内メールの通達事項などをチェックする。
施設内を巡回して、各スタッフとともに照明を点けたり窓を開けたりして開店の準備を進めていく。同時に、設備やマシンに不備がないかどうかも確認。9:00になると、開店してお客様を迎え入れる。
午前中は、「クロール初級」「筋力コンディショニング」のレッスン指導に従事。
その日の気分に合わせて通勤途中に買っておいた弁当を食べる。
店舗の収支をまとめ、先の営業戦略を考える。時間に余裕があったので、情報収集を兼ねてフィットネスジムに出て、お客様とコミュニケーションをとる。
プールで、「キッズスイミングスクール」を担当。子どもたちを相手に初歩的な泳法を指導する。
スイミングスクール終了後、沈めておいた底上げ用の台を引き上げ、プールを通常のスイミング仕様に戻す。着替えてオフィスに戻ったら、事務作業を再開。一週間のうち、一日は定時で帰ることに決めているため、この日は17:30に退社。