
就職活動当初のターゲットは、旅行会社。しかし研究を進めると、旅行会社では分業体制が徹底していることを知りました。企画から催行まで、ツアーのすべてに携わりたいと思っていた私にとっては大きなギャップ。そんなときに大学の教授からセントラルスポーツを紹介されたのです。
スポーツに関わるツアーを企画していて、担当者がツアーの企画から実施まですべてをフォローする体制だと知り、すぐに選考を受けました。
望む働き方ができそうだと確信したので、内定をもらったときはすぐに入社を決断したのです。
入社後は店舗に配属され、インストラクターとして勤務することに。ツアーの企画自体はレジャー事業部が担当しますが、参加者の募集や催行時の引率は、店舗のスタッフが担当します。さっそく手を挙げ、顔なじみのお客様や子どもたちと一緒にトレッキングツアーやサマーキャンプに参加。ツアーに参加して目標を達成し感動されている様子や、新たな経験に目を輝かせている様子を目の当たりにして、改めてスポーツクラブにおけるツアーの意義を認識できました。
2010年からは、念願がかなってレジャー事業部に配属。上司のサポート役を務めながら仕事を覚え、異動後2年目くらいからは自分が主となり担当するようになりました。企画立案やコースの下見、バス会社との連携、昼食用のレストランの予約など、実務内容はさまざまですが、どんなときも「自分自身が参加してみたくなること」を心がけています。その甲斐あってか、最近はリピーターも徐々に増えてきているので、手ごたえを感じているところです。
私たちがツアーを実施する狙いは、「富士山登山ツアーまでに基礎体力を高めておこう」といった感じで、日常のクラブ利用のモチベーションを高めることにあります。お客様との距離が近く、お付き合いが長く続く点が、旅行会社のツアーとの最大の違い。この点にもすごく魅力を感じています。


今の私は、ウォーキングとトレッキングをテーマにしたツアーを多く担当しています。今後は、他ジャンルのスポーツと絡めたツアーも担当して、幅を広げていきたいですね。
また、専門性を高めるために「旅行業務取扱管理者」の資格取得も目指しています。私たちが立案したツアーを通じて、スポーツの楽しさをお客様に知っていただき、ひいては各店舗の運営を盛り上げていく——これが私の最大の目標。
全スタッフの当事者意識や助け合いの精神が高いレベルで根付いているセントラルスポーツなら、必ず実現できると思っています。

当日の予定を確認して、今日中にやらなくてはいけない項目をリストアップ。その後、ファックスやメールで入ってきている連絡をチェックする。
各担当が自身のツアーの進捗状況や参加申込状況を報告し合う。そのうえで、サポートが必要な場合はお互いに助け合うことを確認。
自身の担当ツアーの集客状況をチェック。特に集まりが悪い店舗には電話を入れて理由を聞き、対策を考える。また、ツアーに関するスタッフやお客様からの電話問い合わせにも対応。
オフィス内でランチ。節約と健康管理のために、自分でつくった弁当を持参。
観光施設の担当者が来社。当日のタイムテーブルや参加予定人数などを確認し合う。
企画中のツアーのプランニングを詰める。続いて、催行が決定しているツアーについて、各店舗の添乗スタッフ向けのマニュアルや、参加者向けの案内書を作成。合い間には、午前中同様、スタッフやお客様からの電話問い合わせに対応。
翌日やるべきことを整理・確認して、退社。