
就職活動当初、やりたいことが明確になっていなかった私は、業種や職種を問わず、さまざまな企業をまわっていました。小さいころからダンスをやっていたこともあって、フィットネス業界も候補に入れていましたが、人を笑顔にできる仕事という意味で、さらに魅力を感じました。
なかでも印象的だったのがセントラルスポーツです。思いつきで訪問したのに親切に店舗を見学させてくださっただけでなく、チーフインストラクターの方がさまざまなお話を聞かせてくださったんです。こういう会社であれば信頼できると思い、入社を決意しました。
私は、入社以来インストラクターとして勤務しています。現在所属しているときわ台店は3店舗目ですが、成人向けのスタジオレッスンやキッズ向けの体育スクール、ダンススクールなどを担当しています。やはり、自分のレッスンを通じて「肩が上がるようになった」「痩せた」などと喜びの声を寄せていただけると、とてもやりがいを感じますね。
また、キッズダンススクールは最近誕生した新たなキッズスクールですが、自分の経験を活かせるようになってうれしく思っています。半面、人に教えることの難しさにも日々直面。スポーツの指導では、絶対の正解というものがありません。体力や関節の可動範囲、ケガの既往歴などは人によって異なりますから、当然、適した指導法も人によって変わってくるのです。そのため、目指すゴールは同じでも、導く道筋は人によって変える必要があるんですね。
また、子どもに教える場合は、技術論ばかりで構成すると飽きられてしまいます。意識して楽しさや遊びの要素を加味することが求められます。パターンがあるようでないため、参加者全員に満足していただけるようなレッスンをつくり上げるのはとても難しいのですが、だからこそ、自分のアイディアがうまく響いて喜んでいただけたときの達成感や充実感も大きいのだと思っています。


今後の目標は、キッズダンススクールをより充実させていくこと。すべての店舗にダンス経験のあるインストラクターが配置されているわけではないので、ダンスの楽しさをしっかり伝えられるような体制を強化していくべきだと思っています。自分の経験を活かし、マニュアルの整備などに取り組んでみたいですね。
また、私は好奇心が強いほうで、未知のことに挑戦して経験の幅を広げるのが好きなんです。ロングスパンでは、新たなレッスンプログラムの立案やツアーの企画など、店舗スタッフ以外の職務も経験してみたいですね。

着替えを済ませたら、オフィスで社内メールと店舗のミーティングノートをチェック。全スタッフで共有しておくべき伝達事項を確認したら、イベントの決裁書作成などの事務作業を進めておく。
キッズ体育スクールの指導にあたる。この日は「幼児クラス」2コマと、「小学生クラス」1コマを担当。
この後にハードなスタジオレッスンを控えているので、エネルギー補給はパン半分で済ませる。
30分の「ランナーズハイ」と、40分の「ボディコアバランス」を担当。たっぷり汗をかく。
ジムやロッカールームを清掃。店頭の展示品などを片づけて、ゴミを出す。アルバイトのスタッフを送り出して、PCに勤怠管理入力。あわせて、外部委託しているインストラクターから請求書が届いているか確認する。その後、3カ月に一度のレッスンプログラムのスケジュールを編成。事務作業を終えると、翌日の予定を確認してから退社。