スタッフボイス
理想の身体へのショートカット~その3「効率の良い脂肪燃焼とは?」
今回はみんな減らしたい「脂肪」についてのオハナシです。
脂肪を燃焼させる為の運動強度はどれくらいなのか?
理解を深めて正しいトレーニングをしていきましょう☆
太る=肥満とは、「脂肪細胞」が体重に対して基準値より増えている状態のことを指します。
基準値は一般的に成人男性で体重比20%前後、成人女性で30%前後と言われ、基準値より+5%以上でいわゆる肥満体の数値になります。
しかしこの脂肪、全てが悪ではなく、減らすべき脂肪とそうでない脂肪と分類されます。
まず体脂肪はどんな働きをするのか? ご紹介します。
実は、体脂肪は健康に重要な役割を果たしており、
ある程度はないといけないモノなのです。
体脂肪は、身体を動かすために必要なエネルギーを備蓄として溜め込む働きをしています。
栄養が足りなくなった緊急時などには身体に溜め込んだ体脂肪を燃焼して予備のエネルギーとして活用します。
寒さから身を守ったり免疫を強化する働きも、体脂肪には備わっています。
そのため、体脂肪を落として極端に痩せた人は体温調整が難しくなり、風邪をひきやすくなると言われています。
過剰なダイエット、トレーニングは運動パフォーマンスの低下、免疫力低下に繋がるので、単に体脂肪を落とせば良いという訳ではなく、基準値を目安に、“ある程度維持する”必要があるのです。
それでは脂肪燃焼が促進される運動強度はどれくらいなのでしょうか?
ダイエットを目的としてトレーニングをする時、目標心拍数の設定が最重要になります。
自分の目標心拍数を求めることで、より効率的に脂肪を燃焼させる為の最適な運動強度を見つけることができるのです。
安静時の心拍数が70回前後とした場合、40~50歳前後の成人の方で1分間の心拍数が120~130回程度、60歲以上で110~120回程度が脂肪燃焼されやすい運動強度と言われています。
あくまでも鍛練度、運動環境によって個人差はあります。
有酸素運動は無酸素運動に比べ、脂肪を消費する働きがありますが、低速度でのウォーキングなどの運動強度の低い有酸素運度は、脂肪燃焼に効果的とは言えません。
心拍数と運動強度は密接に関わっていて、運動の強さによって心拍数は左右されます。
心拍数が少なく、速度がゆっくりだと運動強度は低いため脂肪が燃焼されにくく、心拍数が速く、回数が多くなるほど運動強度は高くなり、無酸素運勵へと切り替わります。
最適な運動強度で行えている有酸素運動であれば、運動最中に測定した心拍数は目標心拍数と同じ回数となり、効率的に脂肪が燃焼されていると言えます。
効果的な有酸素運動の通剛強度は約40~60%、「ややきつい運動」とされており、それ以下の運動強度だと脂肪は燃焼されづらく、 それ以上の運動強度になると無酸素運動になり、体脂肪燃焼効果が低下してしまいます。
自分の運動能力に合わせて、どの程度(軽い運動やキツい運動など)の強度で運動をしたいのかを設定し、出た目標心拍数が脂肪燃焼に最適な心拍数となります。
その心拍数を目安に運動をすることで、効率的に脂肪を燃焼することができ、ダイエットだけでなく健康維持においても最適な運動強度に設定することに役立ちます。

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