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筋トレのモチベーションが上がらない?上げる方法と維持して続けるコツ

筋トレのモチベーションが上がらない、または維持できず悩むことは少なくありません。

一度は意気込んでみたものの、なぜか続けるのが難しいと感じる人もいます。


この記事では、やる気が上がらない原因を探り、筋トレのモチベーションを上げる具体的な方法を解説します。
さらに、上がったモチベーションを維持し、トレーニングを習慣として続けるためのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なぜ?筋トレのモチベーションが続かない3つの原因

筋トレのモチベーションが続かない背景には、いくつかの共通した原因が存在します。
やる気が低下したり、下がったと感じたりする時は、無理に気持ちを奮い立たせる前に、まずその原因を理解することが重要です。

モチベーションが上がらない時には、目標設定や環境に問題が隠れている可能性があります。
ここでは、多くの人が陥りがちな3つの原因について見ていきましょう。

理想が高すぎる?目標設定に無理がある

筋トレを始めたばかりの初心者は特に、短期間で大きな変化を期待してしまい、現実離れした高い目標を設定しがちです。
例えば、「1ヶ月で10kg痩せる」「すぐにモデルのような体型になる」といった目標は、達成が非常に困難です。
達成できない状態が続くと、自分の成長を感じられず、挫折感からモチベーションが失われてしまいます。

目標を立てること自体は大切ですが、自分の現在のレベルや生活スタイルを考慮せず、無理な計画を立ててしまうと、かえって継続を妨げる原因になり得ます。

体の変化が感じられずやる気がなくなる

トレーニングを始めても、筋肉の成長やダイエットの効果が目に見えて現れるまでには、ある程度の時間が必要です。
特に最初の数週間から1ヶ月程度は、鏡を見ても体重計に乗っても大きな変化を感じにくく、「こんなに頑張っているのに効果がない」と感じてしまうことがあります。
筋肉はすぐにつくものではなく、体の変化は緩やかに訪れます。

この停滞しているように感じる期間に、努力が報われていないと感じ、やる気を失ってしまうケースは少なくありません。

トレーニングを後回しにしてしまう環境

特に家でトレーニングを行う場合、テレビやスマートフォン、ソファなど多くの誘惑が存在します。
仕事や家事で疲れていると、「後でやろう」と考えてしまい、結局やらずに一日が終わってしまうことも珍しくありません。

また、トレーニング器具が部屋の隅に追いやられていたり、すぐに使える状態になっていなかったりすると、始めるまでのハードルが上がります。
トレーニングを生活の優先事項として位置づけ、自然に取り組める環境が整っていないと、他の用事を優先してしまい、習慣化から遠のいてしまいます。

今すぐ試せる!筋トレのモチベーションを上げる6つの方法

筋トレのモチベーションが下がってしまった時、そのまま諦めてしまうのは非常にもったいないことです。
モチベーションアップのためには、少しの工夫や考え方の転換が効果的な場合があります。

筋トレのモチベーションを上げる方法は、決して難しいものばかりではありません。
ここでは、やる気が出ない時に今すぐ試せる、具体的なモチベーションを上げるための6つのアプローチを紹介します。

「いつまでにどうなりたいか」具体的な目標を立て直す

漠然と「痩せたい」「筋肉をつけたい」と考えるだけでは、モチベーションの維持は困難です。
「3ヶ月後の同窓会までにウエストを5cm絞る」「夏までにTシャツが似合う腕になる」など、期間と数値を明確にした具体的な目標を設定し直しましょう。

男らしい体、女らしいしなやかな体など、理想は人それぞれですが、多くの日本人にとって現実的な目標を立てることが肝心です。
目標が具体的であるほど、達成までの道のりがイメージしやすくなり、日々のトレーニングに意味を見いだせます。

お気に入りのウェアやグッズを揃えて形から入る

新しいトレーニングウェアやシューズを揃えることは、気分を一新し、トレーニングへの意欲を高める簡単な方法です。
デザインや機能性にこだわったお気に入りのウェアを身につけると、ジムへ行く足取りも軽くなります。

また、トレーニングの質を高めるグローブや、質の良いプロテインなどのサプリを用意するのも良いでしょう。
こうしたアイテムを揃えることで、トレーニング自体が特別なイベントのように感じられ、準備段階から楽しむことができます。
形から入ることで、行動へのハードルが下がります。

憧れの人の動画やSNSを見てやる気を出す

自分の理想とする体型を持つモデルやアスリートの姿を見ることは、強力なモチベーションになります。
最近では、YoutubeやSNSで多くのインフルエンサーやトレーナーがトレーニング動画や情報を発信しており、日本国内でも参考にできる人がたくさんいます。

アクション映画を見て俳優の肉体に刺激を受けたり、SNSでフィットネス仲間を見つけて交流したりするのも良いでしょう。
視覚的な刺激は「こうなりたい」という願望を強くし、トレーニングへの意欲を再燃させるきっかけを与えてくれます。

頑張った自分へのご褒美を用意する

目標達成と報酬を結びつけることは、モチベーションを維持する上で非常に有効です。
「今週の目標を達成したら好きなスイーツを食べる」「1ヶ月継続できたら欲しかったものを買う」といった形で、自分にご褒美を用意しましょう。

特にきつかった腕のトレーニングを乗り越えた日など、短期的な目標に対する小さなご褒美も効果的です。
努力が報われる体験を意図的に作ることで、脳はトレーニングを「楽しいこと」と認識し、ポジティブな気持ちで次の目標に向かえます。

トレーニング仲間を見つけて一緒に頑張る

一人で黙々とトレーニングを続けるのが苦手な場合、仲間を見つけることをおすすめしますす。
友人や同僚を誘ったり、ジムで声をかけたり、SNSのコミュニティに参加したりする方法があります。

仲間がいれば、お互いの進捗を報告し合ったり、励まし合ったりすることで、一人ではくじけそうな時も乗り越えられます。
誰かと約束をすることで、トレーニングを休むことへの心理的なハードルが高まり、継続しやすくなるという利点も存在します。

プロの力を借りてパーソナルトレーニングを試す

自己流のトレーニングで成果が出ずに悩んでいるなら、一度パーソナルトレーニングを受けてみるのも一つの手です。
専門知識を持つトレーナーは、個々の骨格や体力レベルに合わせた最適なメニューを組んでくれます。

また、正しいフォームを指導してもらえるため、トレーニング効果を最大化できるだけでなく、怪我のリスクを大幅に減らすことが可能です。
費用はかかりますが、的確な指導と励ましは、停滞期を乗り越え、モチベーションを大きく引き上げてくれます。

モチベーションを維持して筋トレを習慣化するコツ

筋トレは、一時的にモチベーションを上げるだけでは不十分で、継続して初めて効果が現れます。
そのためには、やる気に頼るのではなく、トレーニングを生活の一部として組み込む「習慣化」が鍵となります。

毎日高い意識を保つのは難しいため、いかに無理なく、自然にトレーニングを行えるかが重要です。
ここでは、モチベーションの波に左右されず、筋トレを長く続けるためのコツを紹介します。

筋トレの曜日や時間を決めて生活に組み込む

時間がある時にやろうと考えていると、トレーニングは後回しにされがちです。
そこで、毎週火曜日と金曜日の19時からというように、トレーニングを行う曜日と時間をあらかじめスケジュールに組み込んでしまいましょう。

他の予定と同じように扱うことで、トレーニングが特別なことではなく、日常のルーティンの一部になります。
トレーニングのない日も明確になるため、休息と活動のメリハリがつき、生活リズムが整う効果も期待できます。

毎日の体重や体の変化を記録して可視化する

日々のわずかな変化は実感しにくいものですが、記録をつけることで客観的に成長を把握できます。
体重や体脂肪率だけでなく、トレーニングで扱った重量や回数、体のサイズなどをノートやアプリに記録しましょう。
鏡の前で定期的に写真を撮っておくのも効果的です。

数字や画像で変化が可視化されると、着実に前進していることが分かり、それが自信となってモチベーションにつながります。
スマートフォンアプリを活用すれば、手軽に記録を管理できます。

小さな目標をクリアして成功体験を積み重ねる

最終的な大きな目標だけを見ていると、道のりの長さに気が遠くなることがあります。
そこで、最終目標に至るまでの中間地点として、達成しやすい小さな目標をいくつも設定しましょう。
「先週より1回多く腕立て伏せをする」「今週は休まずに2回ジムに行く」など、少し頑張ればクリアできる目標を立て、それを一つずつ達成していくことが重要です。

小さな成功体験の積み重ねは、自己肯定感を高め、トレーニングを続けるための原動力となります。

完璧を目指さずトレーニング過程そのものを楽しむ

毎回100%の力で完璧なトレーニングをこなそうとすると、心身ともに疲弊して長続きしません。
仕事が忙しい日や体調が優れない日は、セット数を減らしたり、軽い重量にしたりと、柔軟に対応することが大切です。
「今日はできなかった」と自分を責めるのではなく、「少しでもできた」と肯定的に捉えましょう。

結果だけを追求するのではなく、体を動かすこと自体の爽快感や、できなかったことができるようになる達成感など、トレーニングの過程そのものを楽しむ姿勢が習慣化につながります。

どうしてもやる気が出ない…そんな時の対処法

どれだけ工夫をしても、どうしても筋トレへのやる気が出ない日は訪れるものです。
そんな時に無理やり自分を奮い立たせようとすると、かえってトレーニングが嫌いになる原因にもなりかねません。
モチベーションが上がらないのは、心や体が休息を求めているサインかもしれません。

ここでは、そんな時に試したい対処法を紹介します。
時には戦略的に休むことも、長く続けるためには必要です。

無理せず思い切って休息日を作る

トレーニングへの意欲が湧かないのは、身体的な疲労や精神的なストレスが蓄積している証拠かもしれません。
このような状態で無理にトレーニングを行っても、効果が薄いばかりか、怪我のリスクも高まります。
罪悪感を感じる必要はなく、思い切ってその日を休息日に設定しましょう。

十分な睡眠を取ったり、趣味に時間を使ったりしてリフレッシュすることで、心身が回復し、自然と次のトレーニングへの意欲が戻ってくることがよくあります。

いつもと違うトレーニングメニューに挑戦してみる

毎回同じトレーニングメニューを繰り返していると、新鮮さがなくなり、マンネリ化してやる気が削がれることがあります。
気分転換として、普段とは違う種目を取り入れてみるのがおすすめです。
いつもは使わないマシンを試したり、フリーウェイトに挑戦したりすることで、筋肉に新しい刺激を与えることができます。

また、筋トレではなく、ヨガや水泳、ランニングなど、全く異なる種類の運動を試してみるのも、心身のリフレッシュに繋がり、新たな楽しさを発見するきっかけになります。

なぜ筋トレを始めたのか初心を思い出す

モチベーションが低下した時は、一度立ち止まり、なぜ筋トレを始めようと思ったのかを振り返ってみましょう。
健康診断の結果を改善したかった、自信を持ちたかった、好きな服を着こなしたかったなど、最初の動機を思い出すことで、目標達成への情熱が再燃することがあります。
トレーニングを始める前の自分の写真を見たり、当時つけていた日記やメモを読み返したりするのも効果的です。

初心を思い出すことで、現在の努力の意義を再確認できます。

まとめ

筋トレのモチベーションが上がらない原因は、高すぎる目標設定や、体の変化が感じられないこと、トレーニングが後回しになる環境など多岐にわたります。
しかし、具体的な目標を立て直したり、お気に入りのグッズを揃えたり、仲間を見つけたりすることで、やる気を引き出すことが可能です。

モチベーションを維持し習慣化するためには、トレーニングを生活に組み込み、日々の変化を記録し、小さな成功体験を積み重ねることが有効です。
どうしてもやる気が出ない時は無理せず休み、気分転換を図ることも大切になります。
完璧を目指さず、自分に合った方法で楽しみながら続けることが、目標達成への最も確実な道筋です。

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