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ジムの筋トレ初心者向けメニュー|週1から全身を効率よく鍛える順番と組み方
ジムでの筋トレを始めたいけれど何から始めればいいかわからない初心者に向けて効果的なトレーニングメニューを紹介します。
この記事では週1からでも効率よく全身を鍛えるための基本や筋トレの順番、目的別の種目一覧、おすすめのやり方を解説します。
何から手をつけるべきか迷っている方は、まずはこちらの記事で紹介するおすすめメニューを参考に効果的なトレーニングの第一歩を踏み出しましょう。
ジム初心者が筋トレで挫折しやすい4つの理由
ジムに入会したものの、なかなか続かずに挫折してしまう初心者も少なくありません。
その背景には、自己流のトレーニングで思うような効果が出なかったり、モチベーションが続かずジムへ行かない日が増えたりといった理由が存在します。
トレーニングに意味を見いだせなくなる前に、初心者が陥りがちな失敗のパターンを知り、対策を立てることが継続への鍵となります。
やみくもなトレーニングで効果を実感できない
トレーニングの知識がないまま、やみくもに自己流でマシンを動かしているだけでは、筋肉に適切な刺激を与えられず、効果を実感しにくいことがあります。
狙った部位に効かせるための正しいフォームや、筋肉を成長させるための適切な負荷設定ができていないと、どれだけ時間をかけても成果につながりません。
努力しているのに体の変化がなしでは、モチベーションが低下し、ジム通いが面倒になってしまう原因になります。
鍛える順番を間違えて効率を下げてしまう
筋力トレーニングには、効果を最大化するための基本的な順番があります。
一般的には、消費カロリーが大きく、複数の関節を使う「大きな筋肉(胸、背中、脚)」から鍛え始め、その後に「小さな筋肉(腕、肩、腹筋)」を鍛えるのが効率的です。
もし最初に腕などの小さな筋肉を疲労させてしまうと、その後の胸や背中のトレーニングで力を発揮できなくなり、トレーニング全体の質が低下します。
計画的な分割やローテーションを組まずに行うと、非効率なトレーニングになってしまいます。
最初から頑張りすぎて継続できなくなる
ジム通いを始めたばかりの頃はモチベーションが高く、最初から毎日ジムに通うなど、無理な計画を立ててしまいがちです。
しかし、いきなり連日ハードなトレーニングを行うと、過度な疲労や強い筋肉痛に見舞われ、かえってトレーニングができない期間が長引くことがあります。
筋肉は休息中に回復し成長するため、適度な休息は不可欠です。
オーバーワークは怪我のリスクも高めるため、継続できるペースを見つけることが重要です。
食事や休息をおろそかにして筋肉が育たない
筋肉はトレーニングで破壊された筋繊維が、休息と栄養補給によって修復される過程で成長します。
この「超回復」には、トレーニング後48時間から72時間程度の休息が必要と言われています。
トレーニングばかりに目を向けて、筋肉の材料となるタンパク質を中心とした食事や、成長ホルモンが分泌される夜の睡眠をおろそかにすると、筋肉は十分に育ちません。
トレーニング、食事、休息の3つが揃って初めて、体は効果的に変化していきます。
筋トレ効果を最大化するジムでのトレーニングの基本フロー

ジムでのトレーニング効果を高めるには、正しい方法でトレーニングを進めることで、怪我を予防し、安全かつ効率的に筋肉を鍛えることが大切になります。
ウォーミングアップから始まり、メインの筋トレ、必要に応じた有酸素運動、そしてクールダウンという一連のスケジュールを確立し、トレーニングの質を高めていきましょう。
1. まずはウォーミングアップで体を温める(5〜10分)
トレーニングを始める前には、必ずウォーミングアップを行いましょう。
軽い有酸素運動や動的ストレッチで心拍数を少しずつ上げ、血流を促進させることで、筋肉や関節が温まり、可動域が広がります。
この準備運動は、トレーニング中のパフォーマンスを向上させるだけでなく、肉離れなどの怪我のリスクを大幅に軽減する重要な役割を果たします。
本格的な筋トレに入る前に5〜10分程度の時間を確保し、体を動かす準備を整えることが大切です。
2. メインの筋力トレーニングで筋肉を刺激する(30〜60分)
ウォーミングアップで体が温まったら、メインの筋力トレーニングに移ります。
初心者のうちは、一度に全身の大きな筋肉群(胸、背中、脚)をバランス良く鍛えるメニューが推奨されます。
マシントレーニングは動作の軌道が安定しているため、正しいフォームを習得しやすく、安全に扱えるのが利点です。
各部位のトレーニングを適切な重量と回数で、セット間の休憩を挟みながら行いましょう。
時間は30分から60分程度を目安に、集中して取り組むのが効果的です。
3. 脂肪燃焼目的なら有酸素運動を取り入れる(20〜30分)
ダイエットや脂肪燃焼が目的の場合、筋力トレーニングの後に有酸素運動を取り入れると効果的です。
筋トレを行うと成長ホルモンが分泌され、体脂肪が分解されやすい状態になります。
このタイミングでランニングマシンを使ったウォーキングやランニング、フィットネスバイクなどの有酸素運動を20〜30分程度行うことで、効率良くカロリー消費を促し、脂肪をエネルギーとして使いやすくなります。
水泳も全身を使う有酸素運動として、消費カロリーが高くおすすめです。
4. 最後にクールダウンで体を落ち着かせる(5〜10分)
トレーニングの最後には、必ずクールダウンの時間を設けましょう。
トレーニングで高まった心拍数や体温を徐々に平常時に戻し、興奮した神経を静める役割があります。
軽いウォーキングなどで呼吸を整えた後、静的ストレッチでトレーニングに使った筋肉をゆっくりと伸ばすことで、疲労回復を促進し、筋肉痛の軽減につながります。
クールダウンは筋肉の柔軟性を高め、長期的な健康維持にも寄与するため、トレーニングの一部として習慣化することが望ましいです。
【通う頻度別】初心者向け全身を鍛える筋トレメニューの組み方
ジムに通う頻度は、個人のライフスタイルや目標によって異なります。
ここでは、初心者が無理なく続けられるように、週1回、週2回、週3回という通う頻度別のトレーニングメニュー例を紹介します。
1週間のスケジュールの中で、どのように全身を鍛えていくのが効率的か、具体的な組み方を参考に自分に合ったプランを見つけてください。
週1回ジムに通う場合の全身トレーニングメニュー例
週1回のトレーニングでは、全身の主要な筋肉を一度に鍛える「フルボディワークアウト」が最も効率的です。
1回のトレーニングで全身に刺激を与えることで、次のトレーニングまでの期間が空いても筋力低下を防ぎやすくなります。
メニューとしては、「チェストプレス(胸)」「ラットプルダウン(背中)」「レッグプレス(脚)」「ショルダープレス(肩)」「アブドミナルクランチ(腹筋)」のように、各部位から1種目ずつ、大きな筋肉を中心にバランス良く選ぶのが基本です。
少ない頻度でも着実に成果を出すために、1回ごとのトレーニングの質を重視しましょう。
週2回ジムに通う場合の上半身・下半身分割メニュー例
週2回ジムに通える場合は、トレーニング日を「上半身の日」と「下半身の日」に分ける分割法がおすすめです。
この方法なら、1回のトレーニングで特定の部位に集中して、より多くの種目やセットを行うことができます。
例えば、1日目はチェストプレス、ショルダープレス、ラットプルダウンなどの上半身種目を中心に行い、2日目はレッグプレス、レッグカール、カーフレイズなどの下半身種目を集中的に鍛えます。
部位ごとに十分な休息期間を確保できるため、筋肉の回復と成長を効率的に促せます。
週3回ジムに通う場合の3分割トレーニングメニュー例
週3回のトレーニングが可能な場合、体を「押す(Push)筋肉」「引く(Pull)筋肉」「脚(Legs)」の3つに分割する方法が効果的です。
この「PPL法」では、1日目に胸・肩・上腕三頭筋(押す動作)、2日目に背中・上腕二頭筋(引く動作)、3日目に脚・お尻を鍛えます。
各部位を週に1回、集中的に追い込むことができ、回復時間も十分に取れるため、筋肥大を目指す上で非常に効率的なプログラムです。
それぞれのトレーニング日に違う部位を鍛えるため、筋肉の成長を最大化させることが期待できます。
初心者がまず押さえるべき部位別マシントレーニング7選
ジム初心者にとって、マシントレーニングはフリーウェイトに比べて安全で扱いやすいという大きなメリットがあります。
軌道が決まっているため正しいフォームを習得しやすく、狙った筋肉に的確に負荷をかけることが可能です。
ここでは、全身をバランス良く鍛えるために、初心者がまず押さえておくべき基本的なマシントレーニングを7種類厳選して紹介します。
それぞれのマシンの使い方をマスターし、効果的なトレーニングの土台を作りましょう。
【胸】厚い胸板を作るチェストプレス
チェストプレスは、男性なら厚い胸板、女性ならバストアップに効果的な、大胸筋を鍛える基本種目です。
マシンに座り、肩甲骨を寄せて胸を張った姿勢を保ちながら、グリップを前方に押し出します。
バーを押し出す際に息を吐き、ゆっくりと戻しながら息を吸うのが基本の動作です。
シートの高さを調整し、グリップが胸の高さにくるように設定することが重要です。
肩がすくまないように注意し、胸筋の収縮を意識して行うことで、たくましい胸の土台を築くことができます。
【背中】逆三角形の背中を目指すラットプルダウン
ラットプルダウンは、背中の広がりを作る広背筋をメインターゲットにしたトレーニングで、逆三角形のシルエットを目指すのに欠かせない種目です。
バーを肩幅よりやや広めに握り、胸を張って少し後傾した姿勢で、バーを鎖骨あたりまで引きつけます。
このとき、腕の力で引くのではなく、肩甲骨を寄せる意識で背筋を使うのがポイントです。
背中を丸めずに動作を行うことで、広背筋だけでなく僧帽筋や脊柱起立筋といった背中の筋肉全体を効果的に刺激できます。
シーテッドローと組み合わせることで、背中の厚みも作れます。
【脚】下半身全体を強化するレッグプレス
レッグプレスはスクワットと並んで下半身全体を効率よく鍛えることができるマシンです。
特に太もも前の大腿四頭筋、裏のハムストリングス、お尻の大臀筋に強い刺激を与えられます。
マシンに座りフットプレートに足を置いて膝を伸ばしてプレートを押し上げます。
この時膝を完全に伸ばしきらない(ロックしない)ことで筋肉への負荷が抜けにくくなります。
フリーウェイトのスクワットに比べて腰への負担が少なく初心者でも安全に高重量を扱えるのが大きなメリットです。
足を置く位置で刺激される部位が変わります。
【肩】たくましい肩幅を作るショルダープレス
ショルダープレスは、肩の筋肉である三角筋を鍛え、肩幅を広く見せるための代表的な種目です。
マシンに座り、背もたれにしっかり背をつけてグリップを握り、頭上に向かって押し上げます。
肩をすくめず、首を長く保つ意識で行うのがポイントです。
反動を使わずにゆっくりとコントロールされた動作を心がけ、肘を伸ばしきらない位置まで下ろすことで、三角筋に持続的な刺激を与えることができます。
なで肩の改善や、肩周りの血行促進による肩こりの緩和にもつながります。
【腕】力こぶを鍛えるアームカール
アームカールは、力こぶにあたる上腕二頭筋を鍛えるための定番種目です。
マシン、ケーブル、ダンベルなど、様々な器具で行うことができます。
マシンで行う場合は、シートに座り、肘をパッドに固定して行うため、反動を使いにくく、上腕二頭筋に集中して負荷をかけやすいのが特徴です。
動作中は肘の位置を動かさず、手首をまっすぐに保つことが重要です。
たくましい腕を作るには、腕の裏側にあたる上腕三頭筋を鍛える種目とバランス良く行うことが求められます。
【お腹】引き締まった腹筋を手に入れるアブドミナルクランチ
アブドミナルクランチは、お腹の正面にある腹直筋をターゲットにしたマシントレーニングです。
自重で行うクランチよりも負荷の調整が容易で、初心者でも効果的に腹筋を鍛えることができます。
マシンに座り、息を吐きながら体を丸め込むように動作し、腹筋の収縮を強く意識することがポイントです。
腰を反らさないように注意し、ゆっくりと元の位置に戻ります。
引き締まったウエストを目指すには、脇腹の腹斜筋や体幹を支える腹横筋を鍛える種目も組み合わせるのが望ましいです。
【太もも裏】ハムストリングを鍛えるレッグカール
レッグカールは、太ももの裏側にあるハムストリングを集中的に鍛えるマシン種目です。
うつ伏せで行うライイングレッグカールと、座って行うシーテッドレッグカールがあります。
どちらも、膝を曲げてパッドをかかとで引きつける動作で、もも裏の筋肉を収縮させます。
このトレーニングは、引き締まったもも裏のラインを作るだけでなく、ヒップアップ効果も期待できます。
動作中は反動を使わず、ハムストリングの力だけでコントロールすることが重要です。
臀筋や中殿筋、ふくらはぎも補助的に鍛えられます。
ジムでの筋トレ効果を最大限に引き出す5つのコツ

ジムでのトレーニングをただこなすだけでなく、その効果を最大限に引き出すためには、いくつかの重要なコツがあります。
負荷設定やフォームの正確性、そしてトレーニング以外の食事や休息といった要素が、成果を出す上で非常に高い重要性を持ちます。
これから紹介する5つのポイントを意識することで、より効率的に理想の身体へと近づくことが可能になります。
ギリギリ10回できる重さで3セット行う
筋肉に十分な刺激を与えるための適切な負荷設定が不可欠です。
一般的には、正しいフォームでギリギリ10回反復できる重量(10RM)を目安に設定し、それを3セット行うのが効果的とされています。
この強度でトレーニングを行うことで、筋繊維に微細な損傷を与え、その後の回復過程で筋肉がより強く太く成長します。
セット間の休憩時間(レスト)は1分程度を目安とし、筋肉の成長に合わせて徐々に重量や回数を増やしていくことが重要です。
正しいフォームを最優先して怪我を防ぐ
重い重量を扱うことよりも、常に正しいフォームでトレーニングを行うことを最優先するべきです。
間違ったフォームは、狙った筋肉に効かないばかりか、関節や靭帯に負担をかけ、腰痛などの怪我を引き起こす原因となります。
動作は反動を使わずにゆっくりと行い、筋肉が収縮・伸展する感覚を意識しましょう。
また、力を入れるときに息を吐き、戻すときに吸うという呼吸法も大切です。
最初は軽い重量でフォームを完璧に習得することから始め、首や腰に力が入らないように注意してください。
トレーニングした日はしっかり睡眠をとる
筋肉はトレーニング中に成長するのではなく、休息している間に修復され、以前よりも強くなります。
特に、睡眠中は成長ホルモンの分泌が最も活発になるため、筋肉の回復と成長にとって非常に重要な時間です。
トレーニングで筋繊維を破壊した後は、質の高い睡眠を7時間以上確保することを目標にしましょう。
睡眠不足は筋肉の回復を妨げ、疲労が抜けにくくなるだけでなく、トレーニングのパフォーマンス低下にも直結します。
筋肉の材料となるタンパク質を意識して摂取する
筋肉は主にタンパク質で構成されており、トレーニングによって傷ついた筋繊維を修復し、より強くするためには十分な量のタンパク質が必要です。
トレーニング後は特に、筋肉の分解を抑え、合成を促進するために、速やかにタンパク質を補給することが推奨されます。
鶏むね肉、魚、卵、大豆製品など、高タンパク質な食材を日々の食事に積極的に取り入れましょう。
食事だけで必要量を摂取するのが難しい場合は、プロテインパウダーを活用するのも効率的な方法です。
トレーニングの記録をつけてモチベーションを維持する
日々のトレーニング内容(種目、重量、回数、セット数など)を記録することは、モチベーションを維持する上で非常に有効です。
ノートやスマートフォンのアプリなどを活用して記録をつけることで、自身の成長を客観的に振り返ることができます。
「前回よりも重い重量が上がった」「回数を多くこなせるようになった」といった具体的な進歩が可視化されると、達成感が得られ、次のトレーニングへの意欲が高まります。
記録は、停滞期に陥った際の原因分析や、今後の目標設定にも役立ちます。
ジムの筋トレに関する初心者のよくある質問

これからジムでトレーニングを始めようとする初心者が抱きやすい、さまざまな疑問に答えます。
トレーニングの頻度や時間、女性ならではの悩み、サプリメントの必要性など、多くの人が最初に気になるポイントをQ&A形式で解説します。
わからないことは近くのジムのトレーナーに尋ねるのが一番ですが、基本的な知識として知っておくと、よりスムーズにトレーニングを開始できるでしょう。
Q. ジムには週に何回通うのがベストですか?
筋トレの理想的な頻度は個人の目標や回復力によって異なりますが、初心者の方には週2〜3回が一般的に推奨されます。
筋肉はトレーニングによって傷つき、その後の休息期間(超回復)に成長するため、同じ部位を毎日鍛えるのは避けるべきです。
通常、筋肉の回復には48〜72時間かかると言われています。
そのため、全身を鍛える場合は1日おきに行うなど、トレーニングとトレーニングの間に少なくとも1日は休息日を設けるスケジュールを組むのが効果的です。
まずは無理なく続けられる頻度から始めましょう。
Q. 1回のトレーニング時間はどのくらいが目安ですか?
1回あたりのトレーニング時間は、ウォーミングアップとクールダウンを含めて、全体で60分から90分程度が目安です。
メインとなる筋力トレーニング自体は、30分から60分程度で集中して行うのが効率的です。
90分や2時間を超える長時間のトレーニングは、集中力の低下を招くだけでなく、筋肉の分解を促進するホルモン(コルチゾール)の分泌を高めてしまう可能性があります。
短時間でも質の高いトレーニングを心がけることが、成果につながります。
Q. 女性が筋トレするとムキムキになりませんか?
女性が通常の筋力トレーニングで、男性のようにムキムキになることはほとんどありません。
筋肉を大きく発達させるためには、男性ホルモンであるテストステロンの働きが重要ですが、女性の体内での分泌量は男性に比べて非常に少ないためです。
適度な筋トレは、むしろ基礎代謝を向上させ、体脂肪を燃焼しやすくします。
二の腕のたるみを引き締めたり、産後の体型を整えたりと、健康的でメリハリのある美しいボディラインを作る上で、女性にとって筋トレは非常に効果的です。
Q. プロテインは飲まないとダメですか?
プロテインの摂取は必須ではありませんが、効率的に筋肉の成長をサポートしたい場合には非常に便利な栄養補助食品です。
筋肉の材料であるタンパク質は、トレーニングによって傷ついた筋繊維の修復に不可欠です。
食事から十分なタンパク質を摂取できている場合は必ずしも必要ありませんが、手軽にタンパク質を補給できるプロテインは、筋肉の回復を助ける有効な手段となります。近年の研究では、トレーニング後の特定の時間帯よりも、1日の総タンパク質摂取量が筋肉の成長にとってより重要であると示唆されています。
Q. トレーニングの効果はいつから現れますか?
トレーニング効果の現れ方には個人差がありますが、一般的に体の変化を実感し始めるまでには3ヶ月程度の継続が必要とされています。
トレーニング開始後の最初の1〜2ヶ月は、神経系が適応することで、扱える重量が増えたり、動作がスムーズになったりといった筋力の向上が主に見られます。
見た目の変化は、その後、筋肉が少しずつ大きくなることで現れ始めます。
すぐに結果が出なくても焦らず、正しい方法で継続することが、目に見える変化につながる鍵です。
まとめ
ジムでの筋トレは、初心者でも正しいメニューと基本的な知識を身につければ、着実に成果を出すことが可能です。
今回紹介したトレーニングの順番やコツを実践し、まずは無理のない頻度から始めてみましょう。
基本が身につけば、中級者向けのトレーニングへステップアップしたり、自身の目的に合わせてメニューを調整したりすることもできます。
筋トレは高齢者の健康維持から本格的なボディメイクまで、幅広い目的を達成するための有効な手段です。


