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貧血を防ぐには?

「貧血」とは、血液中の酸素を運ぶ役割を果たすヘモグロビンの濃度が低くなる状態を指します。このヘモグロビンの材料として必要なのは鉄分です。

貧血は女性がよくかかると思われがちですが、成長期の若い人やスポーツをする人も鉄分を多く必要とするため、貧血が起こりやすいです。

貧血の症状

鉄分が足りないと、エネルギー不足や酸素不足になります。ただの体力不足と勘違いされがちですが、実際には酸素が運ばれないことからくる症状もあります。

・立ちくらみやめまい
・スタミナの低下
・疲れやすい、だるさ、筋力の低下

成長期の子供は、急激に体が大きくなるので、筋肉や血液も増え、それに合わせて鉄分も多く必要になります。特に女性は月経で鉄分が失われるため、多くの鉄分が必要です。また、スポーツで汗をかくことでも鉄分が失われています。 そのため、成長期の子供は鉄分を多く含んだ食事を心がける必要があります。

鉄を多く含む食べもの

・レバー
・牛肉の赤身
・貝類(ヘム鉄)
・ほうれん草
・小松菜
・ひじき(非ヘム鉄)

ヘム鉄を多く含む食材は、非ヘム鉄よりも体内での吸収が良いと言われています。しかし、ヘム鉄と非ヘム鉄の両方に、他にも多くの栄養素が含まれています。そのため、片方に偏らず、バランスよく食べることが大切です。

鉄分の吸収率を上げるには、ビタミンCを含む食べ物を一緒に摂ると効果的です。
日常の食事に果物を加えて、バランスの取れた食事を心がけましょう!

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