頭が良くなる
運動すると、頭が良くなる!
脳の働きを活発にして、集中力や記憶力を高めるためには、脳に必要な栄養素をしっかり摂るだけでなく、運動が重要であることが分かってきています。
「運動で・・・どうして?」と思うかもしれませんが、運動することで脳細胞どうしの結合を強め、学習に必要な脳の成長を促すことができるのです。このことは、遠い祖先の生活を想像することで説明できます。私たちの祖先は狩猟中心の生活をしていました。自分たちの家から遠く離れた場所で、美味しい実のなる木を見つけたり、猟に出かけて獲物を捕まえたりしたとしても、記憶が確かでなければ家に戻ることができなくなってしまいます。そこで私たちの脳には、野山をかけ巡り獲物を追うといった運動をするたびに、記憶力やそのほかの認知機能(注意力や空間認識力など)を強化するための物質が分泌されるようにプログラムされてきたのです。
そして、現在もその機能は失われていないことが分かっています。また最近の研究で、運動をすると脳細胞が増えたり、頭がスッキリする効果があることも分かってきています。
それではどんな運動が効果的なのでしょうか?
脳細胞の成長を促す物質を脳の中により多く分泌させるには、中等度の有酸素運動(少なくとも10分は続けられる、ややきついと感じるくらいの運動)を20〜30分行うと良いとされています。そして動きが複雑な運動を行うと、さらに脳細胞の結びつきが強化できるといわれていますので、ダンスや水泳、体操などを組み合わせるとさらに効果が上がると思われます。
これからは、「適度な運動を行った後すぐに勉強をする!」そんな習慣を身につけるようにすると成績がアップするかもしれません・・・。
運動すると風邪を引きにくくなる!?
セントラルスポーツのスイミングスクールに通うことで子供にどんな変化があったのか、保護者のアンケート調査を実施しました。その結果「風邪を引かなくなった」「体調が悪くなることが少なくなった」という設問に対して、「非常にそう思う」「そう思う」を合わせた回答は70%を超えました。また、在籍期間が長いほど同様の回答が増加する傾向にあり、比較的短期間(1年未満)でも、体の変化を実感できるといえそうです。