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成長期にはいろんな運動にチャレンジしよう

幼児期から児童期にかけての発育発達には、めまぐるしいものがあります。とくに神経系(脳、神経系および感覚器など)の発達は、小学校高学年で成人の95%にまで達するとされています。
ですから、このころには、神経系に関する要素(バランス能力、リズム感覚、協応力、調整力)をまんべんなく運動で刺激してあげることが効果的です。

ひとつの運動種目に特化するのではなく、さまざまな運動種目に挑戦する(たとえば、水泳だけでなく、体操やダンスも組み合わせて行うなど)ことによって、潜在能力を刺激し高めていくことが大切なのです。

これらの神経系の発達に比べて全身的なもの(身長や体重、呼吸循環器系の発達など)は、この間にゆっくりとすこしずつ増加し急激には変化しません。
全身的な発育発達のスピードがあがるのは中学生になったころからです。

発育期における各種トレーニング要素の発達量の変化

成長期の運動能力はまだ発達途上にあり、一般に、身体を上手に操る能力(巧緻性など)→ねばり強く動く能力(持久力)→力強く動く能力(筋力)の順に発達するので、このタイミングを知らずにトレーニングを行うと、狙い通りの効果が表れないことがあります。

例えば、持久力が未発達な幼児期や児童期に長い距離を走り続けたり、長い距離を泳ぎ続けることでスタミナ・持久力をつけようとしても、思ったほど効果が出ないということです。

しかし、一方で、外で思いっきり身体を動かして遊ぶ機会の減った子供達が安全で効果的なトレーニングを行うには、神経系のトレーニングに加えて適度な筋力トレーニングを計画的に行ったほうが良いとも言われており、筋肉の発達とともに骨の成長をも促し、さらには持久力も向上させる可能性があるとされています。

とにかく成長期にはいろんな運動を楽しく行うのが重要なのです。

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