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牛乳を飲んだら背が伸びるってほんと?

カルシウムを多く含む牛乳を飲めば誰でも背が伸びるということはありません。
「身長」は遺伝的な要因と大きく関係しているからです

しかし、カルシウムが不足すると、伸びるはずの身長も伸びにくくなったり、骨が弱くなったりして、スポーツをする子供たちにとってはケガの原因にもなりかねません。
事実、文部科学省の調査では、毎日朝食を食べる子供よりも食べない子供の方が平均身長が低いことが分かっており、成長に必要な栄養素が不足すると発育不全を起こす可能性があることを示しています。

成長期(6~14歳)の子供に必要なカルシウム摂取量は1日600~1000mg。不足しないように十分に摂取する必要があります。カルシウム源の代表とされる牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品は吸収率も50%と高いため、積極的にとると良いでしょう。 牛乳であれば1日にコップ3杯程度(約600ml)で、600mgのカルシウムを摂取することができます。その他、骨ごと食べられる小魚や、小松菜、ちんげん菜などの緑黄色野菜にも、カルシウムが多く含まれています。

また、リンは過剰に摂取するとカラダからカルシウムを追い出してしまいます。ウィンナーやハム、清涼飲料水、スナック菓子、即席ラーメンなどにはリンが多く含まれていますので、とりすぎに気をつけましょう。

骨の成長は遺伝的な要因も大きいのですが、正常な成長を促すためにはカルシウムが不足しないよう、栄養バランスのとれた食事をしっかりとることが重要です。また、運動によって骨に刺激を与えることも、丈夫な骨をつくるためには欠かせません。
身長だけでなく、お子様の健やかな成長のために、バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。

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