知る・食べる・動く 漢方-冬 冷え知らず

セントラルスポーツ 薬日本堂

漢方専門店「薬日本堂くすりにほんどう」と一緒に、
すぐにとり入れられる健康美のための
運動と漢方(薬膳やツボ、呼吸法など)の
知恵をまとめました。

運動と漢方で、カラダの内側から健康美を目指す
「知る」漢方で考える冬 冷え知らずのカラダづくり

さまざまなものが内にこもる静かな季節。
“冷えは万病のもと”という通り、冬の寒さは体を縮こまらせ、活動する力を衰えさせます。
食事や運動の工夫で冷えを改善し、春に向けてエネルギーを体に蓄えましょう。

「食べる」冬にとりたい食材 羊肉・鶏肉・くるみ など

体を温めてくれる食材です。
羊肉は体を特に温めるとされ、
温め効果が高いことで知られています。

黒ごま・黒きくらげ・黒豆 など

色の黒い食材は生命エネルギーの働きを
助けてくれると考えます。
エイジングが気になる人にもおすすめです。

「動く」セルフエクササイズ
腿裏を刺激 かんたんトレーニング

うつ伏せのまま脚を揃えたら、膝を90度に曲げます。片足ずつ交互にかかとをお尻に蹴り上げましょう。
ハッハッと息を吐きながらリズミカルに行います。(連続30~60回)
かかとがお尻につけようとする意識で行うと普段使えていない腿の裏側に刺激が入ります♪

「灸」おすすめのツボ 冷え・疲れ解消
湧泉 ゆうせん

土踏まずのやや上、足の5指を曲げると
くぼむところの中央

冷え・女性トラブルに
三陰交 さんいんこう

内くるぶしの上端から指幅4本分上がった
高さで、長い骨の後ろのくぼんだところ

漢方知識Q&A
体を温める性質を持つ魚介類は? ―― えび

えびは温性に分類され、体力や気力アップに有効な食材。かには涼性、うなぎは平性(温冷どちらでもない)に分類されます。

冬に食べると良い食材の色は? ―― 黒

漢方では、黒ごまや黒きくらげ、こんぶやわかめなどの黒食材はエネルギーアップに良いと考えます。エイジングが気になる人も黒食材がおすすめです。

調味料の中で「百薬の長」と呼ばれ、少量とることで血行がよくなり体を温めるものは? ―― 酒

調味料にも体を温めるものと冷やすものがあります。酒は少量とることで体を温めます。塩は体を冷やし、黒糖は温める作用があります。

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