知る・食べる・動く 漢方-夏 コリ・ハリ解消

セントラルスポーツ 薬日本堂

漢方専門店「薬日本堂くすりにほんどう」と一緒に、
すぐにとり入れられる健康美のための
運動と漢方(薬膳やツボ、呼吸法など)の
知恵をまとめました。

運動と漢方で、カラダの内側から健康美を目指す
「知る」漢方で考える夏 コリ・ハリ解消 疲れにくいカラダづくり

夏は生まれたものがすくすく育つ季節。
陽の気が一番強くなり、人間の新陳代謝も活発に。
暑さと湿気で疲れが溜まりやすい時期でもあるので、夏バテケアが大切です。

「食べる」夏にとりたい食材 すいか・とうがん・きゅうり など

利尿作用があり、むくんでいる時に有効。
余分な熱を外に出し、のどや口の渇きをいやす働きも。

しょうが・わさび・みょうがなど

湿気を取り、夏の冷え解消に効果的です。
消化を助けてくれるので、冷たいものを食べる夏に積極的に取り入れたい食材。

とうもろこし・かぼちゃ・枝豆など

夏の食欲不振が気になる時に。
消化吸収の働きをサポートします。

「動く」セルフエクササイズ
ヒップの引き締めに効果的♪ ヒップエクステンション
1.うつ伏せのまま、脚を閉じます。
2.右足のつま先を立て、かかとを押し出すようにして膝を伸ばし床から離しましょう。
3.骨盤を平行に保ち、片脚10~30回上げ下げを繰り返します。反対側も同じように行いましょう。
「灸」おすすめのツボ 肩コリ・ハリ解消
肩井 けんせい

首の後ろの付け根と肩先を結んだ線の真ん中あたりを、中指または人差し指で1回6秒、左右交互に押すように6~10回刺激しましょう。

ヒップアップに
承扶 しょうふ

お尻の下、太ももとの境目の中央あたりを、両手の親指をツボにあて、1回20秒、繰り返して10回しっかりと刺激しましょう。

夏バテのケアに
関元 かんげん

おへそから指4本分下あたりを、両手の中指を重ねてツボにあて、ゆっくり弱く押します。1回6秒、繰り返して6~10回刺激しましょう。

漢方知識Q&A
熱中症によるのどの渇きを癒してくれる食材は? ―― すいかの皮

すいかやメロンなどのウリ科の食材は、水を補い巡らせて、体内の熱を冷まします。

むくみや暑気あたりの解消に効果があるとして使われる「とうもろこしのひげ」のことをなんと呼ぶ? ―― 南蛮毛(なんばんげ)

とうもろこしのひげには利尿作用があり、むくみが気になる時にも有効です。

余分な熱をとり、暑さから体を守る味覚は? ―― 苦み

にがうり、ピーマン、みょうが、菊花、緑茶などの苦みのある食材は、体に熱がこもりがちな夏やデトックスしたい春におすすめです。

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