暑さ対策
夏バテに負けない食事

夏バテとは?
夏バテとは、自律神経が乱れることによって、食欲がない・だるいなどの症状が出てくることです。自律神経には、自分の意思に関係なく刺激に反応して、体の機能を調整している交感神経と副交感神経があり、それぞれ逆の働きをしています。
●交感神経 :体を活発に動かすときに働く
●副交感神経:体を休めるときに働く
このバランスが崩れると体に不調となって現れるため、自律神経を働かせすぎないよう長時間暑い場所に居ることを避け、激しい温度差を繰り返さないことが大切です。
また、適度に涼しい環境でバランスの良い食事や十分な睡眠をとりましょう。
夏バテしない食事の工夫
食欲がない、だるいなどの症状から夏はさっぱりしたものや、喉ごしの良いめん類など偏った食事になりがちですが、それでは夏バテは解消されません。
1日3回、食事を摂取することでエネルギー補給のリズムをつくりましょう。
食事は、ごはん・おかず・野菜を毎食揃えることで、偏りなく栄養素を摂取することができます。

豚肉や大豆に含まれるビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きと共に疲労改善効果が期待できます。また、たまねぎやにんにくなどに含まれるアリシンはビタミンB1と結びついて効果を持続させることが期待できるため一緒に摂取することがおすすめです。

また、水分補給と共にビタミンやミネラルの補給も大切です。
体の免疫力を高めるビタミンC、筋肉の働きや血圧を正常に保つカリウムなどを十分に摂取しましょう。
食欲がない時は、食欲を刺激する作用のあるカレー粉など、香辛料を利用することもおすすめです。規則正しい食事と水分補給で夏を元気に過ごしましょう!
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