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「創造力」それが新たな時代を創り、新たなビジネスを生み出す。「創造力」それが新たな時代を創り、新たなビジネスを生み出す。

セントラルスポーツ株式会社 代表取締役会長 後藤 忠治セントラルスポーツ株式会社 代表取締役会長 後藤 忠治

スポーツクラブというと、一般的なイメージでは、そのハード部分、つまり設備等が注目されますが、セントラルスポーツはスタート時点から、あくまで“ソフト”を重視してきました。つまり、スポーツを通して何を提供できるかということを、常に追求してきたのです。そしてそのソフト創造を担うのは、“人材”に他なりません。このソフト重視、人材重視のスタンスが同業他社と大きく異なる点であり、当社が業界に確固とした地位を占めている最大の原動力といえます。

ではどのような人材像が求められるかといえば、まず、私たちの仕事がサービス業であることの自覚が必要です。つまり、人と接することに喜びを感じて仕事のできる人であることは基本といえます。ゼネラリストであろうがエキスパートであろうが、豊かな人間性を備えていることも大切でしょう。人と人の付き合いの中からビジネスを創造していくのですから、個人の持つ人間性は仕事の上で重要なファクターです。これらを基本として、私が強く求めるのは、“創造力”です。時代は大きく変わりつつあります。これからの新しい時代に向けて、今までにないような斬新で画期的なビジネスを生み出していくには、創造力が不可欠。私たちは、スポーツクラブの運営という健康産業をベースにして、その周辺の付帯事業を積極的に推進していく考えです。そのためには、豊かな創造力、あるいは発想力で、新たな事業を作りだすタレントが求められます。

例えば、高齢化社会の到来という時代環境があります。すると各方面から、「シルバー産業への参入」といった声が数多く聞かれます。しかし、私はそういう発想はしたくありません。社会的ニーズとしてのシルバー産業で括るのではなく、例えば、「高齢者と若者の接点としてのスポーツクラブのあり方」というような方向で考えたい。高齢者が生き生きと活動できる場であり、さらにそこで、高齢者とのコミュニケーションの中で、子供たちの明日につなぐ夢が育まれるような環境を創造したいと思うのです。

私は、日本経済は必ず活性化すると信じています。そして、さまざまな側面での国際化は、より一層急激に進み、“グローバルスタンダード”という意識が強く求められます。その中で夢と希望を失わない、創造力豊かな人がこれからの時代を動かす担い手であり、当社の次代を担うスタッフであると思います。

健康が人生のすべてではありませんが、健康がなければすべてがありません。豊かさを保証するものとしての「健康」の大切さを私たちは強く訴求し、事業としてアグレッシブに展開していきたいと考えています。