カラダにイイこと習慣:疲れにくいカラダ ビタミンB1

運動と食
カラダにイイこと習慣

疲れにくいカラダ

vol.1 ビタミンB1

疲れにくいカラダづくりには?

普段からの運動(有酸素運動と筋力トレーニング)で
体力をつけることと、
疲労回復のためにしっかり栄養と睡眠をとることが大切です。

ビタミンB1

食生活の乱れ

ビタミンB1は、糖質を分解してエネルギーをつくり、
体を元気にする作用や、
疲労物質の代謝を促す作用があります。

イラスト

また、糖質は脳や神経のエネルギー源となるため、
ビタミンB1が不足して糖質の分解が不十分だと、
糖質の代謝が低下してエネルギー不足になり
疲れやすくなります。

さらに、疲労物質の代謝が低下すると
疲労物質がたまり疲れやすくなります。

糖質をエネルギーとして利用できない場合、
糖質はそのまま排出されるのではなく、体脂肪になります。
積極的にビタミンB1を多く含む食品を摂るようにしましょう。

ビタミンB1を多く含む主な食品

食品

調理のポイント

ビタミンB1は熱に弱く、水に溶けやすいため、
調理による損失が大きいのが難点です。
加熱は短時間でゆで汁などもうまく活用しましょう。

さらにプラスすると尚良し!

アリシン

アリシンはにんにくやねぎ、たまねぎ、
にらなどの臭気成分です。

ビタミンB1とアリシンが結合すると、
吸収をよくして糖質の代謝を促し、
疲労回復に一役かってくれます。

また、結合することによって身体に留まる時間が長くなり、
疲労回復効果が持続します。

アリシンは切ったりつぶしたりすると働くため、
細かく刻んで薬味などに。

食品

ナイアシン

ナイアシンは、レバーやカツオ、マグロ、
アーモンドなどに多く含まれ、
糖質、脂質、たんぱく質の代謝に
欠かせない水溶性ビタミンです。

ビタミンB1と合わせることで糖質の代謝が高まり、
効率よくエネルギーを生み出す
ことができます。
疲労物質の代謝を促し、疲労回復に役立ちます。

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