エンジョイランニング! vol.4

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vol.4

ランニングトレーニングのバリエーション

みなさん、こんにちは。
ランニングはとてもシンプルなスポーツで、
いつでもどこでも楽しめることから、
幅広い年齢層の方より人気があります。
その目的も様々ですが、実はトレーニング内容にも
バリエーションが多くあり、
奥が深いスポーツとも言うことが出来ます。
今回は、そんなランニングのトレーニングの
バリエーションを3つご紹介致します。

01.ランニングレベル

一定のペースを保ちながら走り続けるランニングにおいて最も基本的なトレーニングです。持久力はもちらん、ペースを身体で覚えていくことが出来るので、スピード感覚を身につける意味でも大切なトレーニングとなります。ペース走の中でも様々な分類があり、レースペースと比較して早いのか遅いのかで目的が少し変わります。一般的にはレースペースよりも少し遅く走ることで、見るなくランニングの基礎的な力をつけることが出来る為、トレーニングとしては最も頻度が多くなります。自分の走りたいペースを時計に頼らず(時計は確認する意味で使いましょう)に作れるようになれば更に実践的なペース走になるので、3km、5km、10kmと走る距離も少しずつ増やしてみるといいでしょう。

02.ビルドアップ走

定めた距離の中で段階的にペースを上げて走るトレーニングです。スピードを含めた持久力を鍛えることが出来ることから、ペース走よりもレベルの高いトレーニングとなります。3km〜5kmの距離を走るごとにペースを10秒〜20秒単位で上げていき、ペースの設定によっては後半にレースペースよりも早くなることもある為、心肺機能の向上も期待できます。ポイントは短すぎない距離の3km〜5kmでペースを変えていくことで、しっかりとその中で決められたペースを守れるかどうかにあります。ペース走よりも身体には大きな負担がかかることから、今よりも走力を向上させたいという中級レベル方にオススメです。

03.LSD(ロングスローディスタンス)

ペース走等よりも長い距離をゆっくりと走り続けるトレーニングです。筋持久力の向上や、脂質を燃焼させてエネルギーにする能力を向上させると言われています。90分からそれ以上の時間をペース走よりもかなりゆっくりとしたスピードで走ることで、体内にある糖質よりも脂質を優位に使い、効率よくエネルギーを生産する身体を作ります。ハーフやフルマラソンで後半になるとペースが大幅に落ちてしまう人は、LSDを取り入れることでエネルギー切れを防げるかもしれません。ポイントはスピードを上げないこと。走力がある方はどうしてもペースを上げてしまいがちですが、1kmあたり7分のペースよりも遅く走りましょう。また、ペースが遅くても通常とフォームがあまり変わらないように、リラックスしながら楽に走ることも大切です。

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したトレーニング方法の他にも、まだまだランニングには
様々なバリエーションが存在しますが、
それはまたの機会のお楽しみとさせて頂きます!

次回のテーマは「ランニングフォーム(足の運び方)」についてです。ランニング愛好家の皆様にとって一番気になるテーマかもしれませんね。ぜひお楽しみに!それではまた、Let's Enjoy Running!