

みなさん、こんにちは。突然ですが、走ることは好きですか?
ランニングはアウトドアスポーツとして、
今や性別や年齢を問わず非常に人気の高い種目となっています。
そんなランニングに関する情報を
今月からWEBマガジンでお届けします!
ランナーの方もこれから始めてみようかなという方も
是非参考にしてみてください!

さて、今回のテーマはランニング動作における「アクセルとブレーキ」についてです。一定のスピードを維持しながら前に進んでいくランニングでは、スピードを上げるアクセルはとても大切。アクセルの役割を果たす筋肉をしっかり鍛えておくと、効率よく体を前に移動できるようになるので自然と楽に走れるようになります。

そのアクセルになる主な筋肉は体の後ろ側にある筋肉で、お尻、ふとももの後ろ側になります。特に大臀筋と呼ばれるお尻の筋肉は非常に強い力を持っていて、股関節をダイナミックに動かし、ふとももの付け根から脚を後ろに蹴り出す動作の原動力となっています。どのスポーツにも共通して言えますが、まずは体の中心に近い大きな筋肉を使い、その力をいかに末端に伝えられるかが重要になります。アスリートと呼ばれる人は発達した大臀筋が特徴的です。つまり高機能なアクセルを持っているということになります。

では、ブレーキが大切とは一体どういうことなのでしょうか?ブレーキというと進む力を止めてしまうと思うかもしれませんが、実は必要以上に関節が動いてしまわないようにする役割を果たしています。ブレーキになる主な筋肉は、人間の体の中で一番大きな筋群でもあるふとももの前側の大腿四頭筋で、足が地面に着地した際の衝撃を和らげてくれています。大腿四頭筋が十分に働かないと着地の衝撃によるダメージや疲労が蓄積して、思わぬケガにつながるリスクが生じます。

以上のようにランニングのパフォーマンスにはアクセルとブレーキの働きのバランスを整えることが重要だという事がお分かりいただけたと思います。着地の衝撃を太ももでしっかりと受け止め、お尻の力を上手に使って地面を蹴り出せると。風を切って軽快に走るランナーになれますよ!それではLet’s enjoy RUNNING!