

冷えにくいカラダ
「冷え」とは血行不良により、
手や足、腰部、腹部などが、
極端に冷たくなることをいいます。
さまざまな原因によって
冷えが生じますが、
冷えを放っておくと、
肩こりや頭痛、腰痛などの症状を
引き起こす恐れがあります。
冷えの原因
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毎日の食事量が不足すると
体内で十分な熱がつけられないため、
冷えの原因になります -
自律神経のバランスが乱れると、
結構や体温の調整がうまくいかず、
熱がカラダにいきわたらなくなります -
筋肉量=基礎代謝量であり、
運動不足だと体内で十分な熱がつくられません
冷えの改善には、
熱を運ぶ血液の流れをよくすることが大切です。



ビタミンEは血液の流れをよくしてくれます。
また、ビタミンEは血管の収縮を促す
神経伝達物質の生成をおさえ、
毛細血管の拡張に働きます。
体内でおもに細胞膜の中に存在し、
副腎、肝臓、心臓、睾丸、子宮など
多くの組織に蓄えられます。
老化や生活習慣病の予防効果が
期待されているビタミンです。


※油脂にとける脂溶性ビタミンなので野菜は水洗いなどで失われる心配はなく、油料理を合わせて摂取すると効率よく吸収されます。
また、水溶性であるビタミンCと一緒にとると、抗酸化作用が上昇します。
生のショウガの辛味成分であるジンゲロールが、
加熱や乾燥によって
変化したものがショウガオールです。
ショウガオールには血管を拡張させ、
結構を促してカラダを温める
効果があるといわれています。
カラダのすみずみまで血液がいきわたることで
カラダを内側から温め、
冷えを改善する効果が期待できます。
また、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンは、
糖質や脂質をエネルギーに変える際に働く
アドレナリンを活性化させ、
血行促進や発汗を促して
カラダを温める効果があります。

たんぱく質はカラダで熱をつくる源をなります。
1日三回の食事で、
肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品など
たんぱく質を積極的にとりましょう。
特に、イワシやサバ、サンマなど、青魚は
血液をサラサラにするEPAやDHAも多く含むため、
結構が促進でき冷えが気になる方におすすめです。
また、体温を上げるために重要なことは
朝ごはんをしっかり食べ、
消化によって熱を上げることです。
もし、朝ごはんを食べないと体温が上がらず、
手足やカラダの冷えを感じることがあります。
体温は、免疫作用にも関わり、
体温が上がらないと風邪をひきやすくなると言われています。
たんぱく質を含む朝食をしっかりととることが、
冷えにくいカラダづくりの第一歩です。


