カラダにイイこと習慣:冷えにくいカラダ

運動と食
カラダにイイこと習慣

冷えにくいカラダ

「冷え」とは

「冷え」とは血行不良により、
手や足、腰部、腹部などが、
極端に冷たくなることをいいます。

さまざまな原因によって
冷えが生じますが、
冷えを放っておくと、
肩こりや頭痛、腰痛などの症状を
引き起こす恐れがあります。

冷えの原因

  • 食生活の乱れ

    毎日の食事量が不足すると
    体内で十分な熱がつけられないため、
    冷えの原因になります

  • 自律神経の乱れ

    自律神経のバランスが乱れると、
    結構や体温の調整がうまくいかず、
    熱がカラダにいきわたらなくなります

  • 運動不足

    筋肉量=基礎代謝量であり、
    運動不足だと体内で十分な熱がつくられません

    イラスト

カラダを温めるための栄養学

冷えの改善には、
熱を運ぶ血液の流れをよくすることが大切です。

おすすめの栄養素

ビタミンE
トウガラシ ショウガ
たんぱく質

ビタミンE

ビタミンEは血液の流れをよくしてくれます。
また、ビタミンEは血管の収縮を促す
神経伝達物質の生成をおさえ、
毛細血管の拡張に働きます
体内でおもに細胞膜の中に存在し、
副腎、肝臓、心臓、睾丸、子宮など
多くの組織に蓄えられます。

老化や生活習慣病の予防効果
期待されているビタミンです。

ドット

ビタミンEを多く含む食品

食品

※油脂にとける脂溶性ビタミンなので野菜は水洗いなどで失われる心配はなく、油料理を合わせて摂取すると効率よく吸収されます。
また、水溶性であるビタミンCと一緒にとると、抗酸化作用が上昇します。

トウガラシ ショウガ

生のショウガの辛味成分であるジンゲロールが、
加熱や乾燥によって
変化したものがショウガオールです。
ショウガオールには血管を拡張させ、
結構を促してカラダを温める

効果があるといわれています。
カラダのすみずみまで血液がいきわたることで
カラダを内側から温め、
冷えを改善する効果が期待できます。

また、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンは、
糖質や脂質をエネルギーに変える際に働く
アドレナリンを活性化させ、
血行促進や発汗を促して
カラダを温める効果があります。

ドット

おすすめのメニュー

カラダぽかぽかショウガ焼き(2人分)

【材料】
豚ロース200g
キャベツ適量
トマト適量
サラダ油(小さじ2)

ショウガ焼き

(下味)しょうがのしぼり汁(小さじ2)
(小さじ2)、しょうゆ(小さじ1)

(たれ)しょうゆ(大さじ2)、酒(大さじ1)
みりん(小さじ1)、ショウガすりおろし(大さじ1)
ニンニクすりおろし(小さじ1)

【作り方】

  1. ①豚肉は下味をつける
  2. ②キャベツを千切りにする
  3. ③下味をつけた豚肉を香ばしく焼く
  4. ④肉に火が通ったら、
    たれを入れ全体に味がなじむまで炒める
  5. ⑤器に野菜と肉を盛り、完成

★豚肉を一緒に食べるとビタミンB1が摂取でき、疲労回復効果も期待大!

料理をしてる人

たんぱく質

たんぱく質はカラダで熱をつくる源をなります。
1日三回の食事で、
肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品など
たんぱく質を積極的にとりましょう。

特に、イワシやサバ、サンマなど、青魚は
血液をサラサラにするEPAやDHAも多く含むため、
結構が促進でき冷えが気になる方におすすめです。

また、体温を上げるために重要なことは
朝ごはんをしっかり食べ、
消化によって熱を上げることです。
もし、朝ごはんを食べないと体温が上がらず、
手足やカラダの冷えを感じることがあります。
体温は、免疫作用にも関わり、
体温が上がらないと風邪をひきやすくなると言われています。

たんぱく質を含む朝食をしっかりととることが、
冷えにくいカラダづくりの第一歩です。

ドット
コンビニでお手軽に!

たんぱく質を多く含む食品

食品