有酸素運動と筋トレを組み合わせたより良い運動習慣を

セントラルスポーツ研究所ニュース

セントラルスポーツ研究所では『外出自粛期間中の体調等の変化』に関する調査分析の第2弾として、自粛期間中に行っていた『運動の種類と心身に起こった不調』に関して分析を行いました。その結果、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせていた方が最も悪影響を受けていなかったことがわかりました。 特に「体重が増加した」、「体力が低下した」、「腰痛・肩こりが生じた・悪化した」の3つの指標では有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて行った場合に最も症状を感じた方の割合が低いという結果が得られました。


さらに、外出自粛期間前に主に利用していた施設での比較をしてみたところ、ジムを中心に利用していた方のほうが有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて行っていたということもわかりました。普段ジムを利用し、筋力トレーニングの知識と習慣を身に付けておくことが外出自粛期間にご自宅でも筋力トレーニングを行うという行動につながったのではないかと考えられます。

以上の結果から、健康維持のためには有酸素運動だけや筋力トレーニングだけではなく、これらを組み合わせて行うことが大切であると考えられます。そのために普段クラブを利用する際には、プールだけでなくスタジオやジムを併用することをお勧めします。

セントラルスポーツは、これからも皆様の健康づくりに貢献してまいります。

CISロゴ
セントラルスポーツ研究所(CIS:Central Sports,Institute of Sports Science)では、医学・スポーツ科学の見地から様々な研究やプログラム開発を行い、その成果はオリンピック選手の育成や「0歳から一生涯の健康づくり」に活かされています。