理想の身体へのショートカット~その1「筋肉痛の発生メカニズム」

今回はトレーニングの際に必ず経験する「筋肉痛」についてのオハナシです。
筋肉痛が早く出るのは若いから・・・ではないんです☆
筋肉痛は、どうして起こるのでしょうか。
実は、現在、医学的にははっきりと解明されていません(驚)。
一般的に筋肉痛は、正式には「遅発性筋肉痛」と呼び、運動後、数時間から2日で生じます。
発生する期間は年齢に関係なく、トシノセイではないんです☆
それでは筋肉痛が発生した場合の対策について紹介しましょう。
運動中に激しい筋収縮があると、筋肉への酸素供給が間に合わなくなり、
エネルギー源である“ブドウ糖”が不完全燃焼を起こし、言わば“燃えカス”のようなものが残ります。
これが“乳酸”と呼ばれる疲労物質です。乳酸の発生量が多く、
代謝が間に合わずに筋肉に蓄積されると、筋肉痛が起きると考えられ、この乳酸が筋肉を硬くし、
神経を刺激して炎症や痛みを起こすとされてきました。・・・が、
最近の研究で新説が上がり、注目をされています。
血液中の乳酸値は、実は運動後すぐに低下するため、
筋肉痛のような症状を起こす要因にはならないらしいのです。
では、どうして筋肉痛になるのか? 筋肉の損傷によるものといわれています。
損傷した筋肉が回復する過程で炎症を起こし、
その時に発生する“痛みの物質”が筋膜を刺激して筋肉痛になるというのが
現在最も有力な説となっています。
では、筋肉痛を短期間で回復する為にはどうすればいいか。


その①冷やす・・・患部を冷やすと、血流が抑制されて、痛みを伝える神経を麻痺させて痛みを緩和させます。
また、血管を収縮させて筋肉の炎症を抑えるのに効果があります。

の②温める・・・痛みが改善されてきたら、温めるのが効果的で、温熱療法とも言われています。ただし、運動直後や痛みが激しい場合には、血流がよくなって、炎症を促進させてしまうので
アイシングの方が効果があります。トレーニング後に身体の重さやだるさを感じている場合や、
トレーニング後、3日が経過してからがいいといわれています。


温熱療法は即効性のある回復方法のひとつで、蓄積された乳酸を早く排出することができます。
傷ついた場所を回復するために酸素や栄養を運びやすくなり、
新陳代謝が促進されて回復を早めてくれるのです。
また、ぬるめのお湯につかって軽くマッサージするのも効果的だといわれています。
でも、強いマッサージだと、炎症などの場合、血流がよくなってかえって損傷を広げてしまいかねません。あくまでも軽いマッサージを心がけてください。


温熱療法の発展型として、温水と冷水に交互につかる方法もあります。
単に温めるよりも、さらに筋肉痛の改善に効果があるといわれる入浴法です。
まず、42℃くらいのお湯に5分つかります。からだが温まったら、次は15℃~20℃の冷水です。
2分つかります。これを4、5回繰り返してください。
温水と冷水に交互につかることで、からだが刺激され毛細血管が伸縮します。
その結果、血流が促進されて、乳酸などの疲労物質をより早く体外に出してくれるのです。
ただし、心臓が弱い方や血圧が高い方は、注意が必要になります。







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